受け口の施術

矯正治療では長い年月を要しますが、一日で理想のかみ合わせになります。

受け口を解消する

咬み合わせが反対(上顎の歯列弓に対して、下顎の歯列弓が全体に大きい)、交叉(奥歯の咬み合わせは正常で、前歯の部分が上下逆)の状態を反対咬合といいます。代表的な手術方法が“分節骨切り術(セグメンタル・オステオトミー(segmental osteotomy)”です。
矯正では長い年月がかかりますが、たった一日で咬み合わせが治る手術です。
咬み合わせが反対になっているのは、歯の中でも前歯の8本です。そこでその両端の歯になる4番の小臼歯(前歯の真ん中から数えて4番目の歯 状態によっては5番)を抜歯し、根もとの骨も取り除きます。その空いたスペースにスライドさせて前歯の6本(状態によって8本)を後方に下げてチタンプレートで固定する方法です。このチタンプレートはそのままにしておいても大丈夫ですが、希望される場合には手術後1年以降に抜去できます。

手術方法

この手術は、術中術後の合併症もほとんど無く、上下の歯をワイヤーで結んで固定する必要もありませんので、熱い物や、刺激物、硬い物を1~2週間避けていただければ、翌日より通常のお食事が召し上がれます。骨格から改善する手術ですので、長期的に見ても戻ることがありません。
下顎分節骨切り術
また、下顎が前突している方は、顎の長さも気になられる方が多いのですが、その場合には同時にバランスよく短くすることもできます。歯列矯正では、2~3年という長い年月がかかる咬み合わせのお悩みがたった1日で解消されます。
下顎も上顎の手術同様に、横顔における額~鼻~口元~顎先にかけてのバランスが大切です。理想的な横顔を表す審美三角を基に、お1人お1人に合わせて診断、デザインすることが非常に重要です。上顎自体が引っ込んでいる場合には、上顎分節骨切り術で上の歯を前方に移動させることも可能です。術前にはセファロ(頭部規格レントゲン)、歯列模型による詳細な治療方針を立てます。
顎の骨の手術と聞くと、腫れや不自然さが回復するまでに、長期間かかるのではないかと心配される方も多いのですが、手術の大きさから考えると、骨格の手術の中では、最も腫れが少なく比較的快復が早い手術です。これらの歯の位置を移動させる外科矯正手術は、術後の歯列矯正あるいは、歯のスキ間を埋める補綴(ほてつ)なども必要になる可能性もありますので、ドクターとご相談下さい。

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